Chromeの次期バージョンはアグレッシブ!ついにAndroid版でWebGLが動く!Web Speech APIやVibration APIも!(フラグ必要だけど)

Google Chromeの次期バージョン30では、特にAnrdoid版で、ワクワクするような変更が数多く入るようです。 ソースはChromium Blogです。

ちなみに、次期バージョンはベータ版として現在でも触ることが可能です。Google Chrome Beta for Androidはこちら

次期バージョンでの変更点は以下のとおり。かいつまんで書きますので、詳しく知りたい方はChromium Blogを参照してください。

  • WebGLがAndroid版でもデフォルトでオンになります!IE11もサポートすることですし、だんだんWebGLの使える領域が広がってきました。これは来年あたり、Web+3Dの大波がきそうな予感です。
  • デバイスの「動き」を検知することができるDevice Motion Event APIに対応。
  • Media Source ExtensionsがAndroid版でも利用できるように。このAPIを用いれば、メディアデータを動的にvideo要素/audio要素で再生できるようになります。WebSocketで受け取ったメディアデータの断片を再生する……ということも可能でしょう。
  • いくつかの新しいChrome Apps APIをサポート。特に、アプリ内課金 (In-app payments)が可能になるのが大きいのではないでしょうか。
  • [WebRTC Device Enumeration API] をサポート。MediaStreamTrack.getSources()というAPIを用いて、デバイス上のマイクやカメラの一覧を取得することができます。このAPIを使用すると、WebRTCコールを再起動することなく、マイクやカメラを切り替えることができます。
  • 開発者ツールが、CSSのソースマップに対応しました。これで、SassやLessなどのプリプロセッサが出力するCSSをよりデバッグしやすくなります。
  • Android版が、Web Speech APIとVibration APIをサポートしました。フラグの設定が必要です。

Chromeの今後について気になる方は、chromestatus.comが必見です。 ぼくも久しぶりにこのサイトを見たのですが、昔に比べてめちゃくちゃ見やすく、綺麗になっています。Chrome以外のブラウザの実装状況や、実装を検討している機能についての(Googleが見た)Web開発者からの反応などもまとめられており、まさにWebの最新状況がわかるサイトと言っても過言ではありません。

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