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	<title>村井純 &#8211; HTML5Experts.jp</title>
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	<description>日本に、もっとエキスパートを。</description>
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		<title>【HTML5 Conference基調講演】村井純・及川卓也が語る「IoT」でWeb技術はどう変わっていくのか？</title>
		<link>/miyuki-baba/12511/</link>
		<pubDate>Thu, 05 Feb 2015 23:30:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[馬場 美由紀]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[最新動向]]></category>
		<category><![CDATA[HTML5 Conference]]></category>
		<category><![CDATA[IoT]]></category>
		<category><![CDATA[及川卓也]]></category>
		<category><![CDATA[村井純]]></category>

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		<description><![CDATA[連載： HTML5 Conference 2015 特集 (1)2014年10月にHTML5が勧告され、いまやHTML5はさまざまなデバイスに浸透しつつある。まさに「Web is Everywhere」。Webはごく普通...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="seriesmeta">連載： <a href="https://html5experts.jp/series/h5conf2015/" class="series-257" title="HTML5 Conference 2015 特集" data-wpel-link="internal">HTML5 Conference 2015 特集</a> (1)</div><p>2014年10月にHTML5が勧告され、いまやHTML5はさまざまなデバイスに浸透しつつある。まさに「Web is Everywhere」。Webはごく普通の、どこにでもあるものへと変化している。<br>
2015年1月25日に開催された「HTML5 Conference」では、この「Web is Everywhere」をテーマに慶應義塾大学 環境情報学部長・教授の村井純先生とGoogleの及川卓也さんが基調講演を行った。村井先生と及川さんはWeb技術をどう見ているのか。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-1.jpg" alt="" width="640" height="383" class="alignnone size-full wp-image-12520" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-1.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-1-300x179.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-1-207x123.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<h2>村井先生が松葉杖姿で登壇！それができたのもWebの力？</h2>

<p>なんと村井先生は松葉杖で登壇。「生まれて初めての松葉杖です」と冗談交じりに、米国で足の指を骨折したときのことを、自らのレントゲン写真をスクリーンに映し出しながら話し始めた。そのレントゲン写真のデータは米国の診療所でもらったもの。
<br><br>
「データ化されたレントゲン写真を日本の整形外科に送ったところ、「すぐに手術しなければならない」ということになったのだそう。帰国して即、処置してもらったことで「今日、登壇することができた。このようなことが自由にできたのもWebの力だ」と村井先生。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-2.jpg" alt="" width="640" height="410" class="alignnone size-full wp-image-12524" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-2.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-2-300x192.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-2-207x132.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" />
<br><br>
そんな村井先生の講演テーマは「Web and Things」。
<br>
「70億人を超える人が参加しており、1000億のデバイスとセンサーがつながり、無限のデジタルデータがグローバルに流通し共有する、インターネット前提社会とはどのような社会なのか。それについて話をしていきたい」と語り、まず、近年流行の「IoT」という言葉を取り上げた。
<br><br>
「IoT」は「Internet of Things」の略語である。この言葉を最初に使ったのは、英国人のケヴィン・アシュトン氏で、RFIDネットワークと新しいセンシング技術に関する研究機関「オートIDラボ」をマサチューセッツ工科大学（MIT）に設立した人物である。ちなみに同研究機関の日本拠点は村井先生のいる慶応SFCにある。ケヴィン氏と村井先生はそのときからの知り合いだそうだ。</p>

<p>この当時のケヴィン氏が使ったIoTのコンセプトは、モノがトラッキングできるということだった。しかし今、私たちの間で使われるIoTは「Everythings speaks HTML、HTTP、TCP/IP、HTTP」、つまりすべてのモノがインターネットによって双方向でつながるようになるということ。</p>

<p>このことによってどう変わるか。その一例として村井先生が紹介したのが、米の人気ドラマ「House of Cards」。これはネットフリックスという動画配信サービスの会社が制作したドラマである。実はこのドラマは視聴者がどんな監督、俳優、どんなテーマの作品を好んでいるのか、どんな場面でチャンネルを離れたのかなど、セットボックスを介して得たビッグデータを解析して制作したのだという。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-3.jpg" alt="" width="640" height="415" class="alignnone size-full wp-image-12531" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-3.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-3-300x194.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-3-207x134.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" />
<br><br>
「これまでテレビは一方向のメディアだったが、もはや双方向の時代。GoogleTVやAppleTVなどのスマートテレビのプラットフォームを提供している企業は、もっと情報が取得できるようになる。そしていずれはテレビにもPCのようにカメラをつけることになるだろう。このようにモノがつながることによって、まったく新しいテレビ番組作りが始まっている」と村井先生は語る。</p>

<h2>デジタルファブリケーションが進むと物流や税関、税金がなくなる!?</h2>

<p>またもう一つのIoTの例として紹介されたのが、3Dプリンタなどを使ったデジタルファブリケーションの動きである。慶応SFCは2014年に図書館に3Dプリンタなどを設けたファブスペースを開設した。3Dプリンタは学生なら自由に使えるようになっているという。例えば脳の研究室では、学生が自分の脳を3Dプリンタで印刷して授業に活用しているという。</p>

<p>また村井先生はデジタルファブリケーションの面白事例として、3つの字が同時に書ける「cheating pencil」という学生が考えた作品を披露した。そしてこの作品の3Dデータは公開されており、ダウンロードすれば世界中の誰もが複製できるという。つまり「Download This Thing!だ」と村井先生。例えばこれを防災グッズに応用する。バケツが足りなくても、「Download This Thing!」ですぐバケツが作れる。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-4.jpg" alt="" width="640" height="413" class="alignnone size-full wp-image-12534" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-4.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-4-300x193.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-4-207x133.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" />
<br><br>
「このようにスキャンしたイメージをプリントすることが世界中でできるようになると、物流、税関、税金もなくなる。社会へのインパクトは大きい」と村井先生は力説する。</p>

<p>しかし問題点も出てくる。それは品質管理、知的所有権、製造責任の3点。その一つの解決方法として村井先生が示したのはRFIDの活用である。RFIDを印刷物に埋め込む3Dプリンタを開発し、個体を識別するというのだ。</p>

<p>このように技術はどんどん発展している。しかし経済産業省の調査によると、日本はイノベーションにデータを活用していないという。しかも経営者はイノベーションへのデータ活用をネガティブに捉えているという。</p>

<p>最後に村井先生は、かつて世界中のプレイステーション3をつないで並列処理を行ったことを挙げ、「これと同じことがWebでもできるのではないか。強力なAIができるのでは。IoTとはまさにこのことではないか」と問いかけた。ただしそのAIを動かすのは人間である。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-5.jpg" alt="" width="640" height="390" class="alignnone size-full wp-image-12536" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-5.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-5-300x182.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-5-207x126.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p>鉄人28号がリモコンを持っている人間によって、良くも悪くもなるということと同様、「Human Centricであることは忘れてはならない」と指摘することも忘れなかった。
<br>
「並列処理ができる環境にブラウザやWebはなるのか。みんなで議論したい。今年はきっと面白い年になる」と語り、村井先生は講演を締めた。</p>

<h2>「ネクタイ姿」というコスプレで登壇した及川卓也さん</h2>

<p>次に登壇したのは、Googleの及川卓也さん。講演テーマは「Web技術の今後と展望」。毎年、同イベントに登壇している及川さんは、かぶりものやコスプレをすることも多いのだとか。今回はなんとネクタイを締めての登場。及川さんは冒頭で「ネクタイを締めてきたのはコスプレなので（笑）」と会場を沸かせ、講演をスタートさせた。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-6.jpg" alt="" width="640" height="418" class="alignnone size-full wp-image-12538" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-6.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-6-300x195.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-6-207x135.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p>最近のトレンドについて「ロボットやIntel Edison、シングルボード・コンピューティングや、通信やウェラブルやマルチコプターなどが出てきており、シングルボード・コンピュータなどIoTが注目を集めている」と及川さん。検索トレンドとして「IoT」が急上昇しており、「一般にも広まりつつある」と語る。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-7.jpg" alt="" width="640" height="415" class="alignnone size-full wp-image-12541" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-7.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-7-300x194.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-7-207x134.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p>またIaaSやPaaS、BaaSなどのクラウドの普及も低価格化、コンテナ技術、ノンプラミング実装、オープン標準技術などにより、ますます加速している。さらにすでに実装が進んでいるので、それほどインパクトはないかもしれないがHTML5が勧告されたことも挙げられる。</p>

<p>ChromeでもShadow DOMやCustom Elements、HTML Imports、Picture Elementなど、コンポーネント化する技術、デバイス連携、暗号化技術などの技術などが取り入れられている。</p>

<p>さらにChromebookやFirefox OSが搭載されたスマートフォン「Fx0」など、Webアプリケーションを使うデバイスの多様化も進んでいる。こういった一般的なITトレンドの背景を踏まえ、2015年、Webはどう変わっていくのか。</p>

<h2>2015年Web技術はどう変わる？</h2>

<p>及川さんはIoTでWebの仕組みも変わっていくと言う。<br>
「WebはこれまでクライアントからHTTPリクエストを送って、Webサーバからレスポンスが返ってくるという接続方法のみだった。そしてこの世界での機器との連携といえば、キーボード、ディスプレイ、マウスぐらいで（最近はMIDI機器なども登場しているが）、基本的にはクライアントに接続されていた」</p>

<p>このように非常にシンプルだったのだ。しかしIoTの世界になると、Bluetoothなどでクライアントに接続される機器もあれば、機器自身に搭載されたWi-Fiにより、クラウドとつながるものもある。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-9.jpg" alt="" width="640" height="410" class="alignnone size-full wp-image-12545" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-9.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-9-300x192.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-9-207x132.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p>またWebSocketという技術を使えば、双方向ではない通信も行える。「もはやWebとはなんぞやという世界」と及川さん。マッシュアップしてHTML上にマップのパーツを埋め込むなど、いろんなサービスと連携もできる。最近、Chromeに採用されたService Workerの技術は、ブラウザの中に非常にインテリジェンスの高いWebプロキシが入っているような技術。</p>

<p>これにより独自にサーバからリソースを取得することが、ブラウザ側でできるようになる。このようにIoTのトレンドなどを見ていくと、「Webはかなり自由度が高いが、複雑になる可能性のある技術へと変わりつつある」と指摘した。</p>

<p>そしてWeb技術の使われ方もそのものも変わってきているという。これまでのWWWを支えるフロントエンド技術としてだけではなく、「組み込み機器の分野で、いまやアプリケーションを開発する技術として使われることが増えている」と言う。「プログラミング人口も開発ツールも増えるので、すごくいいこと」と及川さん。</p>

<p>一方で、メモリ容量やバッテリ消費などの要件が関わってくる。「これまでのようにDOMで記述するだけで本当に足りるのか、DOMというモデルがどこまで有効なのか、今後、検討していかねばならない」と指摘を促した。</p>

<p>もう一つ「大事なことがある」と及川さんは語る。それは既存のWebサイトのユーザー体験の向上である。今や多くの人がインターネット端末としてスマートフォンを使っている。しかし地方自治体のモバイル対応状況はまだまだ低い。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2015/02/html5-8.jpg" alt="" width="640" height="404" class="alignnone size-full wp-image-12543" srcset="/wp-content/uploads/2015/02/html5-8.jpg 640w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-8-300x189.jpg 300w, /wp-content/uploads/2015/02/html5-8-207x130.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p>また日経225企業と米S&amp;P500企業のWebサイトの表示速度を比較したところ、日経225の方が少し遅いという。<br>
「少しの工夫でこれらのユーザー体験は改善されるので、既存Webサイトの底上げを図って欲しい」と及川さん。最後に「がんばれニッポン！」と呼びかけ、講演を終えた。</p>

<p>2015年、IoTがより進んでいくことでWeb技術は新たな展開を見せることになりそうだ。</p>

<p><br>
<strong>■上記の基調講演は動画でも公開中です</strong></p>

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/xRrbY5OUiik" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

<p><DIV align=right>（写真協力：HTML5 Conference 撮影チーム）</div></p>
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		<series:name><![CDATA[HTML5 Conference 2015 特集]]></series:name>
	</item>
		<item>
		<title>15年、20年先に何がやりたいかをイメージしながら7年先を考えよう──村井純氏「HTML5 Conference 2013基調講演」</title>
		<link>/miyuki-baba/3768/</link>
		<pubDate>Fri, 27 Dec 2013 06:00:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[馬場 美由紀]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[プログラミング]]></category>
		<category><![CDATA[3Dプリンタ]]></category>
		<category><![CDATA[HTML5 Conference 2013]]></category>
		<category><![CDATA[村井純]]></category>

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		<description><![CDATA[連載： HTML5 Conference 2013レポート (7)11月30日に都内で開催された「HTML5 Conference2013」。多くの参加者を集めたオープニングセッションの冒頭で招待講演を行った日本のインタ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="seriesmeta">連載： <a href="https://html5experts.jp/series/html5-conference-2013-2/" class="series-160" title="HTML5 Conference 2013レポート" data-wpel-link="internal">HTML5 Conference 2013レポート</a> (7)</div><p>11月30日に都内で開催された「<a href="http://events.html5j.org/conference/2013/11/" title="HTML5 Conference 2013" target="_blank" data-wpel-link="external" rel="follow external noopener noreferrer">HTML5 Conference2013</a>」。多くの参加者を集めたオープニングセッションの冒頭で招待講演を行った日本のインターネットの父、慶應大学教授の村井純氏の基調講演をレポートする。</p>

<p><a href="https://html5experts.jp/wp-content/uploads/2013/12/main_0662.jpg" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer"><img src="/wp-content/uploads/2013/12/main_0662.jpg" alt="村井純氏" width="620" height="378" class="alignnone size-full wp-image-3899" srcset="/wp-content/uploads/2013/12/main_0662.jpg 620w, /wp-content/uploads/2013/12/main_0662-300x182.jpg 300w, /wp-content/uploads/2013/12/main_0662-207x126.jpg 207w" sizes="(max-width: 620px) 100vw, 620px" /></a></p>

<h2>自民党のIT戦略本部で話してきたこと</h2>

<p>初めに村井氏は最近、自民党のIT戦略本部で話してきたことを紹介した。<br>
「先日、政治家の皆さんにあらためてインターネット、Webの重要性を話してきました。すべての分野で、既得権のあるところで、インターネットは貢献するんだと。世の中変えるのはインターネットだ。そこで何より重要なのは一人ひとりのチカラなんだ、と」</p>

<p><a href="https://html5experts.jp/wp-content/uploads/2013/12/DSC01131.jpg" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer"><img src="/wp-content/uploads/2013/12/DSC01131.jpg" alt="村井純氏" width="900" height="520" class="alignnone size-full wp-image-3905" srcset="/wp-content/uploads/2013/12/DSC01131.jpg 640w, /wp-content/uploads/2013/12/DSC01131-300x173.jpg 300w, /wp-content/uploads/2013/12/DSC01131-207x119.jpg 207w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></a></p>

<p>一人ひとりのパワーが世界を変えていくと、90年代からしきりに語ってきた村井氏の、その情熱はいまなお衰えない。<br>
当然、このような世界が生まれたのは、村井氏ら研究者たちの尽力があったからこそ。村井氏はインターネットが商用化され、新しいビジネスが生まれてきた2000年前後のことを振り返る。<br>
「その頃は新しいネットビジネスが全盛でだったけれど、技術的なこと、プロトコルなどに関心を持つ人はそんなにいなかった。だから、2000年はアメリカと日本ですべて決めてたんですね。IPv6のプロトコルスタックとかはうちの研究室でやってましたから」</p>

<p><a href="https://html5experts.jp/wp-content/uploads/2013/12/DSC01121.jpg" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer"><img src="/wp-content/uploads/2013/12/DSC01121.jpg" alt="村井純氏" width="700" height="422" class="alignnone size-full wp-image-3903" srcset="/wp-content/uploads/2013/12/DSC01121.jpg 640w, /wp-content/uploads/2013/12/DSC01121-300x180.jpg 300w, /wp-content/uploads/2013/12/DSC01121-207x124.jpg 207w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></a></p>

<h2>インターネットの変化は常に前倒しで起こる</h2>

<p>必ずしもマーケット主導に任せれば、技術は黙っていても進化するということではない。その頃からすでに村井氏は、中国13億人の人口が、すべてインターネットに接続される時代が来ることを想定していた。<br>
「IPv6は何のために作るのかと言ったときに、誰もがインターネットを使うようになったらどうなるかを考えたわけです。こうして、すでに中国でもインターネット利用者は40％を越えた。世界の国々でまだ利用率が30～40％のところが、日本のように80％になるのは時間の問題。世界中の人がインターネットを使うことを前提にものを考えないといけない」</p>

<p>そうした認識が、これからインターネット上で何らかの開発を進めるエンジニアにとって、大前提にならなければならないというのだ。
インターネットの変化の方向性について、村井氏は「グローバル、ローカル、ソーシャル、パーソナル、モバイル、双方向そしてビッグデータ」の6つのポイントを挙げる。そして重要なことは、こうした変化は必ず自分たちの予想以上に早まる。つまり変化は前倒しで起こる、ということだ。</p>

<p>その一例が3Dプリンタだ。スライドに示されたのは、骨折時に使うギブス。<br>
「ギブスのデータをネットワーク越しに3Dプリンタで印刷すれば、プロの医者が作るよりはるかにいいものができる。3Dプリンタなんてそのアイデアは大昔からあるんだけど、電子部品が安価になり、インターネットが広まると、エクスポネンシャル（指数的に）に普及するようになります」</p>

<p><a href="https://html5experts.jp/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0683.jpg" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer"><img src="/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0683.jpg" alt="村井純氏" width="1566" height="1064" class="alignnone size-full wp-image-3908" srcset="/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0683.jpg 640w, /wp-content/uploads/2013/12/IMG_0683-300x203.jpg 300w, /wp-content/uploads/2013/12/IMG_0683-1024x695.jpg 1024w, /wp-content/uploads/2013/12/IMG_0683-207x140.jpg 207w" sizes="(max-width: 1566px) 100vw, 1566px" /></a></p>

<p>出版、医療、物流などの各分野で起きている変化の波を、村井氏は口早に示す。RFIDネットワークと新しいセンシング技術のフィールド研究グループ「Auto-IDラボ」（日本の拠点は慶応大SFCにある）の研究にも触れ、「例えばプリンタのインクの中にRFIDを入れて、シリアル番号なんかを管理できるようになりました。ここまで来るのに10年かかりましたが、物流の管理に大きな変化をもたらすことは間違いない」と紹介した。</p>

<h2>15年、20年先を考え、7年後の目標を持とう</h2>

<p>村井氏が最後に強調したのは、「7年後の目標を持つこと」。インターネットの変化は常に前倒しで起こるという“法則”からすれば、15年ぐらい先の話だと思っていたものが、その半分の7年ぐらいで実現するかもしれないということだ。<br>
「だいたい15年、20年先に何がやりたいかをイメージしておくと、それが7年先には出てきます。そのつもりで、7年後を考えよう。ちょうど、7年後の2020年は東京オリンピックがやってくるから、みなさん忘れるはずはない。こういう目標設定をすると必ずできると思いますので、ぜひ今日のHTMLカンファレンスで、2020年目標で私は何ができるか、考えてほしいと思います。私もまだ参加しますので、よろしくお願いします」
と、講演を締めくくった。</p>

<p><DIV align=right></p>

<p style="padding-top: 16px; line-height: 1.55; color: #60aa2a;">（レポート：広重隆樹／撮影：馬場美由紀）</p>

<p></div></p>

<p>【セッション映像はこちらからどうぞ】</p>

<iframe width="560" height="315" src="//www.youtube.com/embed/9HqnXcPjCGg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
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