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	<title>ソフトバンク・テクノロジー &#8211; HTML5Experts.jp</title>
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	<description>日本に、もっとエキスパートを。</description>
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		<title>フォント素人のWebエンジニアが、「フォントおじさん」に聞いてみた！Webフォントの最近の事情とか</title>
		<link>/shumpei-shiraishi/24207/</link>
		<pubDate>Thu, 14 Sep 2017 01:12:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[白石 俊平]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[最新動向]]></category>
		<category><![CDATA[デザイン]]></category>
		<category><![CDATA[サイト制作]]></category>
		<category><![CDATA[Webフォント]]></category>
		<category><![CDATA[ソフトバンク・テクノロジー]]></category>

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		<description><![CDATA[連載： HTML5 Conference 2017特集 (4)こんにちは、編集長の白石です。 この記事は、9月24日に開催されるHTML5 Conference 2017に登壇するエキスパートに、予定しているセッションの...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="seriesmeta">連載： <a href="https://html5experts.jp/series/html5-conf2017/" class="series-457" title="HTML5 Conference 2017特集" data-wpel-link="internal">HTML5 Conference 2017特集</a> (4)</div><p>こんにちは、編集長の白石です。</p>

<p>この記事は、9月24日に開催される<a href="http://events.html5j.org/conference/2017/9/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">HTML5 Conference 2017</a>に登壇するエキスパートに、予定しているセッションのトピックを中心に、いろいろ伺ったものです。セッションの内容をより深く理解する手助けになるだけでなく、本記事単体でも面白く読んでいただけることを目指しています。</p>

<p>今回お話を伺ったのは、ソフトバンク・テクノロジーの関口浩之さんです。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04691.jpg" alt="" width="640" height="410" class="alignnone size-full wp-image-24220" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04691.jpg 640w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04691-300x192.jpg 300w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04691-207x133.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p>関口さんのセッションは「<a href="http://events.html5j.org/conference/2017/9/session/#e1" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">Webフォント最新事情2017～導入事例も一挙紹介～</a>」（ルームE 11:20-12:00）です。（現在<a href="https://html5j.connpass.com/event/64992/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">HTML5 Conference</a>は定員オーバーの状態ですが、無料イベントということもあってキャンセルも多めに出るらしいので、あきらめずにキャンセル待ちすることをお勧めします！）</p>

<h2>「フォントおじさん」誕生まで</h2>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> こんにちは。関口さんとは、いつかゆっくりお話してみたいと思っていたので、インタビューできて大変嬉しいです。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> こちらこそ。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> 関口さんは、<a href="https://webfont.fontplus.jp/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">FONTPLUS</a>というサービスに携わられているんですよね。ソフトバンクでYahoo! JAPANの立ち上げなどに関わっていた関口さんが、そもそもどういう経緯でフォントの世界に入られたのですか？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> FONTPLUS以前は、仕事上でフォントにそれほど深く関わってきたわけじゃないんです。ただ、子供の時からアナログレコードのジャケットとかが大好きで。これとか、中学生のときにはじめて買ったEPレコードなんですが、<strong>ロゴが素敵だったので、トレーシングペーパーでロゴをトレースしたりしてました</strong>。カッコよくないですか？</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04635.jpg" alt="" width="640" height="414" class="alignnone size-full wp-image-24221" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04635.jpg 640w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04635-300x194.jpg 300w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04635-207x134.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> ほんとだ、カッコいい！手書きのレタリングがなんとも言えない味を出していますね。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> 他にも、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E7%9C%8B%E6%9D%BF" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">ホーロー看板</a>って知ってますか？</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> え、知らないです。なんですかそれ？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> 昔よく見かけた看板で、大好きなんです。見てくださいこれ。レトロという意味でのカッコよさ以上に、デザインとしてカッコいい。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/sekigt-1.jpg" alt="" width="640" height="500" class="alignnone size-full wp-image-24222" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/sekigt-1.jpg 640w, /wp-content/uploads/2017/09/sekigt-1-300x234.jpg 300w, /wp-content/uploads/2017/09/sekigt-1-207x162.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> たしかに、言われてみるとすごくカッコいい気がしてきました…。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> こういうのが子供の頃から大好きだったので、元々フォントにハマる素養はあったんでしょうね。Webフォントの仕様が登場して盛り上がってきた2010年頃も、知り合いとよくフォントの話をしていたものです。</p>

<p>ただ、日本語のWebフォントはやはり難しいだろうなあ…というのが当時の雰囲気でした。なにせ何万文字もありますからね。フォントファイルのサイズだけでも、数MBになってしまう。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> はい、ぼくもWebフォントは文字数の少ない言語圏じゃないと無理だろうな、なんて思っていました。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> でも、そこからがうちら（ソフトバンクグループ）っぽいところです。「日本語Webフォント、やるか！」って話の流れになって、そのまま勢いでやることになったんです。<strong>飲み屋で</strong>。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> 飲み屋で(笑)。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> やるとなったらうちらは早いし、とことんです。「フォントメーカーを横断したWebフォントサービスを作りたい」という構想を練り、日本のフォントメーカーの皆さんにご協力をお願いしまくって、なんとかでき上がったのがFONTPLUSです。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04632.jpg" alt="" width="640" height="427" class="alignnone size-full wp-image-24223" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04632.jpg 640w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04632-300x200.jpg 300w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04632-207x138.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p>今ではFONTPLUSは、1,000書体近くを扱えるWebフォントサービスになりました。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> 1,000書体近く、ってすごいですね…！</p>

<p>ちなみにぼくはエンジニアなので知らないのですが、<strong>デザイナーさんって、それだけの数のフォントをだいたい覚えているものなんでしょうか？</strong></p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> DTPデザイナーさんやグラフィックデザイナーさんはかなり記憶してらっしゃると思います。でないと仕事になりませんから。Webデザイナーさんは、まだそのレベルまで仕事で必要とされてる段階には至ってない方も少なくないと思います。ただ、Webでよく見かけるフォントに関しては、かなり詳しくご存知ですよね。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> すごいなー！ぼくもスライドとか作る時、できればフォントにこだわりたいと思うのですが、元となる知識が少なすぎて、めちゃくちゃ時間かけた挙句に選べないんですよね。そのうち「こんなに時間かけてられない」って諦めて、一般的なフォントに落ち着いちゃう。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> そうですよね。適切なフォントを素早く選ぶ知識やセンスは、今後どんどん重要になっていくスキルだと思っています。<strong>人間って、何かを前にした瞬間に、実は0.1秒くらいで好きか嫌いかを決めちゃってる</strong>じゃないですか。</p>

<p><strong>その一瞬の判断に、フォントが及ぼしている影響ってすごく大きい</strong>と思うんです。例えば、「吾輩は猫である」をいろんなフォントで表示してみると、こんなに印象が違うんですよ。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/sekigt-2.jpg" alt="" width="640" height="398" class="alignnone size-full wp-image-24225" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/sekigt-2.jpg 640w, /wp-content/uploads/2017/09/sekigt-2-300x187.jpg 300w, /wp-content/uploads/2017/09/sekigt-2-207x129.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> …とまあ、こんな感じで、今はフォント自体のことをお話することが多くなってきまして。
以前は「Webフォントおじさん」と呼ばれていたのが、最近では「フォントおじさん」と呼ばれるようになってきました(笑)</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> いやー、ぴったりなあだ名ですね。こうしてお話ししててもフォント愛ビンビン感じますもんね(笑)</p>

<h2>Webフォントの導入例</h2>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> HTML5 Conferenceのセッションでは「Webフォント最前線」というお話をされるとのことですね。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> はい、Webフォントを活用されている企業さんの事例や、縦書きCSSの事例、Webフォント界隈の最新事情などをお話しようと思っています。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> Webフォントを活用している企業さんの例ということですが、例えばどんなサイトが挙げられますか？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> そうですね、例えば<a href="https://www.kinugawakanaya.com/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">鬼怒川金谷ホテル</a>さんのサイトは、全面的にWebフォントを使ってらっしゃいます。
文字を表示するのにほとんど画像を使用していないので、テキストとして選択可能です。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> ほんとだ。普段見かけないような書体もあって「画像かな？」と思うようなところも、だいたいテキストですね。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> おかげで、拡大しても綺麗に表示されますしね。ここで使われているWebフォントは、上品さと伝統と感じさせる「筑紫明朝」という明朝体です。面白いのが、<strong>住所とか電話番号とかが選択可能なことを宿泊客の方に褒められたことがある</strong>そうです。
「住所を選んでコピーできるのがありがたかった」って(笑)。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/56ebf9024cb66d50620d8f10b7f40338.png" alt="" width="594" height="326" class="aligncenter size-full wp-image-24230" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/56ebf9024cb66d50620d8f10b7f40338.png 594w, /wp-content/uploads/2017/09/56ebf9024cb66d50620d8f10b7f40338-300x165.png 300w, /wp-content/uploads/2017/09/56ebf9024cb66d50620d8f10b7f40338-207x114.png 207w" sizes="(max-width: 594px) 100vw, 594px" /></p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> そんなところ、褒められることってあるんですね(笑)。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> ほんとに(笑) 。ほかに挙げられる事例としては、<a href="http://www.city.odawara.kanagawa.jp/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">小田原市のHP</a>とかでしょうか。このサイトでは、「<a href="https://fontworks.co.jp/fontsearch/item?HummingStd-M&amp;word=%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%8C%E3%81%8A%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%99%0A%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84デザイン%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">ハミング</a>」というフォントを活用しています。明朝体ほど装飾性は高くなく、まじめな印象を与えつつも、少し遊び心と柔らかさのあるフォントになってます。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/6db3784fb642db2cc639aa15dab3e25a-640x391.png" alt="" width="640" height="391" class="aligncenter size-large wp-image-24212" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/6db3784fb642db2cc639aa15dab3e25a.png 640w, /wp-content/uploads/2017/09/6db3784fb642db2cc639aa15dab3e25a-300x183.png 300w, /wp-content/uploads/2017/09/6db3784fb642db2cc639aa15dab3e25a-207x126.png 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> 確かに。絶妙なかわいらしさですね。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> このサイトは、徹底的にWebフォントとアクセシビリティにこだわった結果、サイトのほとんど全てがやはりテキストで構成されています。おかげで、<strong>Google翻訳でサイトのほぼ全体を多言語化できている</strong>んですよ。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/dc803b793e5ea419e84dc49dd910a7b2.png" alt="" width="612" height="250" class="aligncenter size-large wp-image-24213" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/dc803b793e5ea419e84dc49dd910a7b2.png 612w, /wp-content/uploads/2017/09/dc803b793e5ea419e84dc49dd910a7b2-300x123.png 300w, /wp-content/uploads/2017/09/dc803b793e5ea419e84dc49dd910a7b2-207x85.png 207w" sizes="(max-width: 612px) 100vw, 612px" /></p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> ほんとだ、エスペラント語なんてのもある。エスペラント語に翻訳できてしまった…！</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/244fa363f935c9608b2badb05efe46f7-640x366.png" alt="" width="640" height="366" class="aligncenter size-large wp-image-24214" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/244fa363f935c9608b2badb05efe46f7.png 640w, /wp-content/uploads/2017/09/244fa363f935c9608b2badb05efe46f7-300x172.png 300w, /wp-content/uploads/2017/09/244fa363f935c9608b2badb05efe46f7-207x118.png 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> 機械翻訳に頼っているので、完璧ではありませんが、かなりコストを抑えて多言語対応できています。観光の入り口になるサイトとしてはかなりのアドバンテージになりますよね。</p>

<p>それだけじゃなく、自治体のサイトとしてのアクセシビリティも担保できていますし、Webフォントを使用したおかげでサイト自体も美しい、素晴らしい例だと思います。</p>

<h2>Webフォントは遅い？ちらつく？</h2>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> では、「Webフォントおじさん 兼 フォントおじさん」として、Webフォントの技術的な側面について今語るとすると、何がポイントになりますか？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> Webフォント自体は、技術としてはそれほど理解が難しいものではないので、ポイントとなる部分は絞られるかと思います。</p>

<p>まず、<strong>遅さやちらつき</strong>。Webフォントと聞くとやはりこうした印象を抱く人が沢山います。ただ、そこは現在だいぶ改善されつつある。</p>

<p>あとは<strong>文字詰め</strong>の問題ですね。Webフォントを使う大きな理由は、やはりテキストを美しく見せたいというところでしょう。そうなるとやはり文字詰めにもこだわりたいですよね。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> では一つ目の遅さ、ちらつきのお話からお聞きしていいですか？先程の小田原市のサイトを見ても、Webフォントの遅さやちらつきをほとんど感じませんでした。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> そうですよね。でも今は、FONTPLUSを初めとした配信側の努力もあって、<strong>Webフォントの表示はかなり高速化されている</strong>んです。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> 具体的にはどういうテクニックで高速化しているんでしょうか？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> まずはフォントのサブセット化をサービスとしてサポートしています。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> サブセット化というと、限られた文字のフォントのみ使うということですよね。サイトで使用されている文字のぶんだけダウンロードするということですか？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> はい。<strong>サイトで実際に使用している文字だけをJavaScriptで抽出し、そのグリフだけが入ったサブセットデータをダウンロードする</strong>んです。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> なるほど！DOMの読み込みが完了してから、JavaScriptでWebフォントの適用範囲内にある文字を抜き出すというわけですね。</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04597.jpg" alt="" width="640" height="427" class="alignnone size-full wp-image-24226" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04597.jpg 640w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04597-300x200.jpg 300w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04597-207x138.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> そのとおりです。例えば、ぼくのブログページを例にとって説明しますが、Webフォントを適用している<code>body</code>要素に2,600文字あったとします。サブセットを取得する際、JavaScriptでユニークグリフ化（文字の名寄せ）を行った結果、このケースでは約400グリフになります。そして、CSSで記述されたfont-familyのサブセットデータを閲覧者のブラウザに適した形式で配信しているわけです。（筆者注: インタビュー中に見せていただいた例だとゴシック体400グリフで60kb以下でした）</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> なるほど、そうやってデータ量を削減するんですね。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> FONTPLUSはサービス開始時の6年前から、サブセット配信は行っていました。この6年間、高速に表示できるよう、サーバー側の構成や処理も相当チューニングを繰り返し、改善してきたのです。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> ちらつきを抑えるのはどのように行っているんですか？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> FONTPLUSの場合は、Webフォントのダウンロードが完了するまで、JavaScriptでテキストを非表示にすることで対応しています。非表示にする範囲は、Webフォントの適用範囲に限ることも、サイト全体を非表示にすることもできます。</p>

<p>Webフォントがダウンロードされるまで、ブラウザがテキストをレンダリングする方法は、ブラウザによってまちまちなのですが、その差異を吸収しています。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> ちらつきを抑えるのにも、JavaScriptを駆使しているわけですね。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> と言っても、FONTPLUSをお使いのユーザーは、JavaScriptコードを書く必要はありません。
FONTPLUSのscriptタグで指定するURLに、<code>delay</code>っていうパラメーターを付けるだけです。<br>（<a href="http://fontplus.sakura.ne.jp/bbwebmarketing/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">参考</a>）。</p>

<p></p><pre class="crayon-plain-tag">&lt;script type=”text/javascript” src=”http://webfont.fontplus.jp/accessor/script/fontplus.js?xxxxx&amp;aa=1&amp;delay=1” charset=”utf-8”&gt;&lt;/script&gt;</pre><p></p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> このように、URLパラメーターで高度な処理をON/OFFできるのは、文字詰めの件でも同様の設計を行っています。</p>

<h2>文字詰めって…なに？</h2>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> ポイントの二つ目、文字詰めですね。そもそもフォントの文字詰めって、よくわかっていないのですがどういうことなんでしょう？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> 特に、中黒（・）やかぎ括弧や丸括弧等の約物を含む文字列、および、拗音や促音といった小さい文字（ゃゅょっ）等を含む文字列を普通に表示すると、文字と文字の隙間が空いて見えてしまうんです。そうした隙間を詰めて表示するのが文字詰め。カーニングとも呼ばれます。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> お恥ずかしながら、全然知りませんでした。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> FONTPLUSでは、カーニングを有効にするため独自の対応を行っています。先ほどと同様に、<code>script</code>要素のURLにパラメータで<code>pm=1</code>と付けることで、プロポーショナルメトリクス情報を使って文字詰め配信をすることができます。プロポーショナルメトリクスというのは、文字間の最適な余白幅の情報のことで、フォントデータに組み込まれています（注: プロポーショナルメトリクス情報が入っていないフォントデータもあります）。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> なるほど、でも、ページ全体で一括で文字詰めされちゃうと困る場合もあるんじゃないですか？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> その通りです。ちょうどそういう、「h1要素は文字詰めしたいけど、body要素は文字詰めしたくない」というようなご要望にお応えする機能も最近リリースしたんですよ。「ピンポイント文字詰め配信」と言って、<code>font-family</code> に{pm}セレクタを付けると、特定の要素のみを文字詰め配信できます。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> そんな機能もあるんですね！Webフォントサービスは、フォントの配信が主な機能だと思っていたので、思ったより機能が多くてびっくりです。</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> そうですね、ブラウザ側で「CSS Font Module Level 3」の実装が進められているのと並行して、ちらつき対策や文字詰め対応などは、独自の対応も行っているという状態です。</p>

<p>他にも、ブラウザやOSごとに異なる細かい挙動を吸収したり、実装時に調整しやすいよう、リセットすることもできます。例えば、WindowsとmacOSのブラウザでは行の高さの解釈が異なるケースがあるのでそれを調整できたり、字の間の余白を削除して、文字間隔を <code>letter-spacing</code> で完全にコントロールできるようにする機能もあります。</p>

<p>こうした豊富な機能を使って頂けるかどうかは、デザイナーやマークアップエンジニアの皆様にお任せするしかありませんが、技術の選択肢がたくさんあることは重要だと思ってます。機能改善や新機能追加は今後も積極的に行っていきたいと考えていますので、ご要望やツッコミは常に大歓迎です。</p>

<h2>最後に書体選びについて</h2>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> そろそろお時間ですね。「Webフォントおじさん」でもあり、「フォントおじさん」でもある関口さんに、最後の質問をお願いしたいのですが。先程も申し上げたように、<strong>フォントには個人的にこだわりたいと思いつつ、知識と検討する時間がなくて諦めてしまう</strong>んです。</p>

<p>ぼくを含め、そういう悩みを抱えている方々に向けて、何かアドバイスはありますか？</p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> そうですね、まず前提として、1,000種類近くあるフォントを把握するだけでも至難の業です。であれば、まずは人気のフォントをいくつか覚えるところから始めてはいかがでしょうか。
ちょっと今はデータが古い（2016年10月度）のですが、<a href="http://support.fontplus.jp/font-ranking/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="follow external noopener noreferrer">FONTPLUSではフォントの利用状況をランキングで発表してます</a>ので、上から20くらい眺めて特徴を把握するだけでもいいと思います。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> え、データが古いって…<strong>もしかしてこのランキング、関口さんが手で更新してたんですか？</strong></p>

<p><b class="speaker sekiguchi">関口:</b> そうですよ(笑) 自動化したいとは思っているんですが、中々手が回らなくて。最近忙しいので、つい更新が滞っちゃいました。</p>

<p><b class="speaker siraisi">白石:</b> なんというフォント愛…。頭が下がります。でも、フォントという「美しいもの」のために働けるって幸せですよね。今日の関口さんを見ていてそう思いました。本日は、フォントの素人にもわかりやすいお話、どうもありがとうございました！</p>

<p><img src="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04677.jpg" alt="" width="640" height="427" class="alignnone size-full wp-image-24227" srcset="/wp-content/uploads/2017/09/DSC04677.jpg 640w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04677-300x200.jpg 300w, /wp-content/uploads/2017/09/DSC04677-207x138.jpg 207w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
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